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手荒れ&敏感肌はノントキシックネイル(非毒性)を選ぶべし。

 

私は超敏感肌で、手荒れも結構ひどい。
そのためコスメは慎重に選んでいるけど、今回はネイルについて。

 

私は手荒れに刺激を与えたくないので、マニキュアはなるべく避けてる。
ジェルネイルなんてもってのほか。

でも、どうしてもマニキュアをせざるを得ないときがたまにある。

そんな時「どうせ塗るなら肌や身体に負担の少ないものを」とたどり着いたのが、毒性のない、非中毒性ネイル(ノントキシックネイル) 。

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私の海外製ノントキシック・ネイルのコレクション。

 

ノントキシック ネイルとは、全ての毒性がなくなっているわけではないけれど、皮膚に刺激を与えてしまうトルエン(toluene)や発がん性物質のあるホルムアルデヒド(formaldehyde)、頭痛を引き起こすキシレン(xylene)などが削られたもの。

 

海外メディアは削られた毒性の数によって、5フリーや8フリー、10フリーなどの言い方で表現しています。


世の中には舐めてもOKな子供用ネイルや水性のものもあるから、本当に敏感肌&手荒れがひどい人はそちらの方がいいと思うけど、

普通のマニキュアよりも少し安心感がほしい方とか、日頃から健康を意識する人にはふさわしい。

マニキュアの毒性は身体や健康にどう害を及ぼすのか?

 

毒性フリーと言われてもいまいちピンとこなかったので、医学部に通う知人、野村さんに聞いてみた。

 

すると、

「細かい作業のネイルはマニキュアに顔を近づけることが多いので、そのマニキュアから蒸発される毒性物質を吸い込んだり、はみ出してしまったところの皮膚から、毒性物質が吸収されてしまう。
また、クセで爪を噛んでしまうようなケースも危険。」とのこと。

毒性がじわじわ体内に蓄積されて、最終的には肌荒れやガンを誘発してしまうそう。
特に子供。

このように、瞬発的に害を及ぼすわけでないけれど、頻繁に使い続けていると毒性物質が体内に取り込まれるため、長期的にはノントキシックの方が安心とのこと。

 

海外ではどこのメディアも取り上げるノントキシックネイル。

 

日本ではKure Bazzarやrmsネイルが有名だけど、海外にはまだまだ多くの毒性フリーブランドが。


例えばButter London(バターロンドン)。
2005年にできた初めてのノントキシックネイルだそう。

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現在、毒性は8フリー。
(No Dibutyl Phthalate, Toluene, Formaldehyde, Formaldehyde Resin, Camphor, Xylene, Ethyl Tosylamide, & Triphenyl Phosphate)


他にもパッケージが可愛い
Smith&Cult(スミスアンドカルト)など。

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8フリー(No Formaldehyde, Formaldehyde Resin, DBP, Toluen, Camphor, Ethyl Tosylamide, Xylene, or TPHP to any of its nail product formulas)。

 

そんなわけで、現在私はこれらのブランドを愛用してる。
ツヤや色持ちを比較した記事も書いてるので、こちらもどうぞ。
>>どのブランドがいい?海外のノントキシック ネイルの発色や色持ちを比較してみた。

 

シャネルやディオールのネイルも毒性5フリー。

 

意外なのは、大手ブランドのネイルも毒性をカットしていること。
例えばシャネル、ディオール、ジバンシイ。

調べると、AllureやFashonistaなど様々な海外の媒体で取り上げられています。

例えばシャネルのLe Vernis Longwear Nail Colour(ネイル エナメル ルヴェルニ ロング トゥニュ)は5フリーで、formaldehyde, dibutyl phthalate, toluene, camphor or formaldehyde resinがカット。

 

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Diorのヴェルニも毒性カット。

 

オフィシャルサイトのフォーミュラにも、「トルエン、ホルムアルデヒド、フタル酸類、カンファーを一切含まない、爪にやさしい新ディオール ヴェルニ。」と明記されてる。

 

海外ほどネイルの成分を気にしない日本人?

海外はいろんな媒体が主張してくれてるけど、日本の媒体はなんで全然アピールしないんだろう?と不思議に思います。

2015年に、100均ダイソーのネイルにガン誘発物質ホルムアルデヒドが大量に入っていたことで回収となった事件も記憶に新しいのに、引き続き全然ネイルの成分を気にしない日本人。

日本って結構ネイル大国だと思ってたんだけど。不思議。

 

最後に

 

何度も言うけど毒性フリーだから手荒れの人でも大丈夫!というのは言い過ぎで、塗るより塗らない方がいいし、「通常のネイルよりはマシ」程度ですが、やっぱり手荒れしてるからこそ少しでも手をキレイに見せたいと思うわけで。

今は肌荒れがなくても、今後ネイルの毒性によって肌が荒れる危険性もあるわけだし、健康を第一に考えたら、ノントキシックネイルを選ぶのは賢い選択と言える。

 

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