ジェニファーロペスがプロデュースするコスメの行方。
シンガー・ジェニファーロペス。
数年前からコスメブランドINGLOTとコラボという形でジェニファーロペスプロデュースのコスメラインが発売されている。
さて、2018年の4月にカラーラインを追加で発売したことは一部の海外メディアでは話題になったが、売れ行きはいかがだろうか。
主な販売ルートはオンライン。LAでは、INGLOTの店頭が存在するMACY’sの中でも、ビバリーセンターのモールでのみ、店頭販売している。
平日の16時頃に訪れると、MACY’S自体が空いているのは大前提だが、JENNIFER LOPEZコレクションをお目当にしているお客さんは特にいないようだ。ブースもこじんまり。
ラインは自身に合わせた年齢層を意識しているのか、比較的落ち着いている。
5色のグロスや4色のネイルも、ヌーディカラーがメイン。
このブランド広告塔であるジェニファーロペスが、きれいなグロッシーのツヤ肌をしていたのでフェイスカラーに一番期待をしていたが、2色展開で、触った感触もどこか硬く、少しがっかり。22ドルだが、日本特有の製品のようなしっとり感はない。ただ、発色は確かに良い。
個人的に気になったのはラメのアイシャドウ。
なかなかの大きいピグメントが存在感を放つので、少量でもキレイに輝く。
ただ、パウダータイプのラメというのは、塗るときに頬骨や手についてしまうし、ポーチに入れていると、気づくともれていることもあるから使いづらいこともある、というのが正直なコメント。
歌手として一時は世界を一世風靡したジェニファーロペスも、コスメの販売には苦戦か。
今後の売れ行きに注目したい。